K-40の横顔

K-40とは放射性同位体カリウム40のことで、半減期が12.5億年。カリウム-アルゴン年代測定法にも使われている。天然存在比も0.012%と少なく、一番存在比の高いカリウム39に比べて、中性子が余分に一個あるという変わり者。やがて放射線を出しながら分解し、アルゴンという気体に生まれ変わり、消えてゆく運命にある原子。

当カフェのマスターのK-40。放射線こそ出さないものの、カリウム40の如く希少価値が高く、周りからも「変わり者」と呼ばれ続けている存在。日本社会にうまく溶け込むことができず、高校はなんとか卒業したが大学に入ることはできず、2年間の放浪生活をおくった挙句、96年にアメリカへ国外逃亡。97年末の一時帰国以来10年以上も日本の土を踏んだことがないという、とても日本人とは思えない変人。

大の動物好きで、子供の頃からいろんな動物を拾ってきては母親に怒られていたK-40。国外逃亡して自由が利くようになった今は、猫や魚、爬虫類などの飼育を思う存分楽しんでいる。動物の飼育以外に機械いじりが子供の頃からの趣味で、車・単車の修理から電子回路の設計に至るまで、物理系までも幅広く楽しんでいるK-40。しかし、肝心の本職は某カリフォルニア州立大学の有機化学の教授だったりするわけで。

そんなK-40が趣味で作ったページがこのCafe K-40。猫や魚の生物系、趣味のワインやディスク・ゴルフ、さらにはに英語講座にいたるまで、幅広くカバーしているこのホームページは、まさに「何でも屋」の異名を取るK-40の日常生活を如実に語っている。そんなK-40の世界に興味のある方は、メニューのページでCafe K-40各部屋のサービスを確認した上でお楽しみください。

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